迷子の子どもに声をかけるときに気をつけること
今日(11月11日)の朝の情報番組「グッとラック!」のなかで、「泣いている子どもがいたら・・・あなたはどうする?」というテーマがありました。
福岡県の小学5年の男の子が、迷子を助けて警察から感謝状が贈られた、という話題からです。
感謝状が贈られたときに男の子が言った言葉に対して、SNSで議論が生じている、ということでした。
「通りかかった大人が何もしなかったので、僕がなんとかしなければと思った」
このことに対して、大人たちは、「不審者に間違えられるリスクがある」と。
番組のなかでは、不審者だと思われないように行動することが大切だと紹介されました。
『そっか、なるほどな』と思いました。
迷子らしき子どもに声をかけたときにとるべき行動
まずは、本当にその子が迷子なのかどうかを確認しなければいけません。
「迷子なの?」と確認したうえで、そのあとにとる行動が大切になります。
・大きな声で「この子のお母さん、お父さんいますか?」とまわりに聞こえるように問いかける
・場所を移動しないで、その場で「迷子がいます」と110番する。
(履歴が残って、不審者ではないと証明できるため)
もしスマホや携帯電話を持っていなければ、まわりの誰かに110番してもらう。
・まわりにいるほかの人にも声をかけて一緒に対応する
(一人で対応しないで、複数人で対応する)
・デパートなど施設内であれば、従業員を呼ぶ
・防犯カメラに自分の姿が映るようにする(証拠を残すため)
ということです。
これらの行動は、悪いことをしようとする人がとる行動の逆の行動です。
悪い人・不審者が避ける行動をすることが大事とのこと。
『なるほどな』って勉強になりました。
一人で泣いている子どもを見かけるとやっぱり気になりますし、何もしなければしないで『あの子大丈夫だったのかな・・・』なんて心配にもなります。
私は子ども好きってわけではありませんが、そんな私でもそう思ってしまいます。
なので、話題の発端になった福岡県の、迷子を見て見ないふりした大人たちも、気にはなっていたと思います。
ただリスクを考えてしまったのだと・・・
おわりに
10年くらい前、ショッピングセンターで泣きながら歩いている子どもがいて、通り過ぎる人は何人もいましたが、親らしき人がまわりにいなかったので、声をかけました。
「お母さんかお父さんと来てるの?」(こんなかんじの言葉をかけたと思います)
「迷子?」と聞くと、うなずきました。
まわりに従業員もいなかったので、手をつないで近くのレジまで行って、あとはお願いしました。
知らない子どもと手をつないで歩く・・・なんてこと、今だったら恐ろしくて絶対にしないと思います。
リスクを考えて。
でも、今日の番組を見て、万が一同じような状況になっても、不審者だと思われない行動をとればいいのだと思いました。