『一粒のお米には七人の神様がいる』その神様とは?
今日(11月22日)放送された、フジテレビ系列「ちびまる子ちゃん」のなかにでてきました。
「一粒のお米には七人の神様がいる」という言葉。
久しぶりに聞いた言葉だったので、調べてみました。
「一粒のお米には七人の神様がいる」とは?
お米一粒一粒のなかに、七人の神様が宿っていると言い伝えがあります。
この「七人の神様」とは・・・説はいくつかあり、
「七福神」である、という説や、
「土、風、雲、水、虫、太陽、作り手」である、という説など・・・
どれも、それはそれで『へぇ~』と、納得できます。
「米」という漢字には、「八十八」が隠れています。
お米を作るまでには88の工程があることが語源とされ、お百姓さんの手間がそれだけかかっていて、どれか一つが欠けてもいけないとのことです。
こういったことも含め、神様が宿っているんだから、お米を残すとバチが当たる、食べ物を粗末にしないように、という教えにつながっているのかもしれません。
また、人に稲穂を与えたのは「天照大神」だという神話があり、神様とお米の強いつながりも関係しているのだと思います。
おわりに
「大国主命(おおくにぬしのみこと)」は七福神の大黒天と同一といわれたり、全く別の神様だといわれたり・・・
「大国主命」は日本の神様なので、七福神の大黒天とはやはり別の神様なのでしょうか。
神様の世界も複雑で・・・それはもう複雑で(^-^;)
別名を多くもつ神様もいるので、よく分からないですね・・・
ちなみに、言い伝えでは「一粒のお米には七人の神様がいる」と、神様を人数で数えていますが、一般的には「柱(はしら)」と数えます。
なので、「一粒のお米には七柱の神様がいる」というのが正しいのかなと・・・
「柱」のほか、「神(しん)」、「座(ざ)」、「尊(そん)」、「体(たい)」と数えることもあります。