犬部!映画のあらすじとネタバレ!モデルとなった犬部は現在も存在している!?
片野ゆかさんの「北里大学獣医学部 犬部!」(ポプラ社)が原案の実写映画「犬部!(INUBU)」が、2021年7月22日(木・祝)全国で公開されます。
犬を愛しすぎる“犬バカ”学生たちによる動物愛護サークルでの活動と、大学卒業後の日々を描いた、青春“犬ラブ”ムービーです。
テーマはもちろん、「動物愛護」!
キャッチコピーは、「あふれるほどの愛でしか、世界は変わらない」。
犬部!映画のあらすじとネタバレ
大学の学生という立場での保護活動から16年後が中心に描かれています。
仲間たちと動物愛護活動で奮闘した大学生時代の過去と、獣医師になった主人公が、ある事件に一人で立ち向かう現在。
「犬部!」のかつての仲間たちを巻き込んでいく様子が描かれています。
22歳の獣医学部大学生の花井颯太は変わり者。
まわりから変人扱いされても、『目の前の命を救いたい』という思いで保護活動をつづけます。
颯太は子供のころから動物愛護がライフワークとなっていて、一人暮らしをしているアパートは、保護した動物たちでいっぱい。
あるとき、心を閉ざす実験犬を保護します。
それがきっかけとなり、動物愛護の活動をするサークル「犬部!」をつくります。
同級生の柴崎涼介たちが加わり、“犬バカ”仲間とともに保護活動を行うように。
そして、それぞれがそれぞれの夢へと歩んでいきます。
動物愛護サークル「犬部!」から16年。
獣医師となり保護活動をつづけていた38歳の颯太が、窃盗などの疑いで逮捕されたと報道。
ペットショップの犬30匹を盗んだ容疑がかけられます。
それをうけ、「犬部!」のかつての仲間たちが再集結します。
しかし、なぜか柴崎だけがそこにいませんでした。
犬部!のモデルとなった実在の犬部は今
映画 犬部!の原作は「北里大学獣医学部 犬部!」というノンフィクション作品です。
実在していた、北里大学学生による動物愛護サークル「犬部!」。
現在も存続しているのかを調べてみました。
現在は、「北里しっぽの会愛好会」と名前を変え、北里大学公認の学生ボランティア団体として活動を続けています。
▼北里しっぽの会愛好会のサイト
http://animallover.web.fc2.com/index.html
こちらのサイトでは、里親の募集ページをはじめ、会計報告のページもあります。
しっかり活動されていることがわかります。
学生主体の運営で、寄付金によって医療費やごはん代などを賄っているようです。
現在愛好会に所属している学生さんが、映画 犬部!のエキストラとして参加されているそうです。
ちなみに、「北里大学獣医学部 犬部!」は、2011年に漫画化されています。
ひとつの原作が、ふたつの媒体で連載されていたことは、例外中の例外だといわれていました。
ひとつは、週刊少年サンデー(小学館)で不定期連載されていました。
「犬部!-ボクらのしっぽ戦記-」漫画:高倉陽樹/シナリオ協力:はまなかあき
もうひとつは、Eleganceイブ(秋田書店)で隔月連載されていました。
「ツヅキくんと犬部のこと」漫画:衿沢世衣子
実在の「犬部!(現・北里しっぽの会愛好会)」の活動がどういったものなのかが、こういった作品を通して分かるような気がします。
さいごに
環境省の統計資料によると、令和元年度の殺処分数は「32,743(犬:5,635/猫:27,108)」。
信じられない数ですが、これでも年々減ってきてはいます。
1年間でそれだけの命が、「人間の勝手で、人間の手によって」殺されています。
映画 犬部!は、かわいい犬猫の話・・・だけではありません。
社会問題・リアルな課題に直結している、人間が考えなくてはならない内容となっています。
こうやって書いているだけで、涙が出てきそうです。
犬部!見たら、絶対泣く。
予告編見ただけで泣きました。
予告編は、映画 犬部!公式サイトまたは公式ツイッター内で見ることができます。
▼映画 犬部!公式サイト
https://twitter.com/inubu_movie