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ことわざ!『百聞は一見に如かず』の続きは意外に長い

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気になることわざの続きを調べてみました!

「百聞は一見に如かず」について書きます!

 

 

 

「百聞は一見に如かず」の全文は?

ことわざとして、よく耳にするのは、

百聞は一見に如かず(ひゃくぶんは いっけんに しかず)」の部分です。

 

意味は、

「百回人から聞くより、一回自分で見ることのほうが大切である」

です。

 

この続きってあんまり耳にしないような・・・

もともと「百聞は一見に如かず」という言葉があり、あとからこの続きが作られたとされています。

 

その続きと意味は、

百見は一考に如かず(ひゃっけんは いっこうに しかず)

「百回見るより、一回自分で考えることのほうが大切である」

百考は一行に如かず(ひゃっこうは いっこうに しかず)

「百回考えるより、一回自分で行動することのほうが大切である」

百行は一効(果)に如かず(ひゃっこうは いっこう(か)に しかず)

「百回行動するより、一回自分で結果や成果を出すことのほうが大切である」

百効(果)は一幸に如かず(ひゃっこう(か)は いっこうに しかず)

「百回結果や成果を出すことより、一回自分の幸せにつながることのほうが大切である」

百幸は一皇に如かず(ひゃっこうは いっこうに しかず)

「百回幸せにつながるより、一回自分がみんなのために行動することのほうが大切である」

です。

意味は、だいたいこんなかんじです。

 

「百」は、ただ単に「100」ということではなく、「たくさん」という意味を持っています。

 

 

「百聞は一見に如かず」の由来は?

古代中国の歴史書である漢書に書かれている「百聞不如一見」です。

漢の皇帝が、将軍・趙充国(ちょう じゅうこく)に、敵軍と戦うために必要な兵力を尋ねたときの返答の言葉だといわれます。

「聞いただけでは分からないので、自分が実際に戦いの場に行って見てから作戦をたてることにします」と。

 

続きの部分を漢文にすると、

百見不如一考

百考不如一行

百行不如一効

百効不如一幸

百幸不如一皇

となります。

 

 

おわりに

自分で見て考えることまではわりと簡単ですが、その次ですよね・・・

考えるより、行動に移すことが大事。

ここが、なかなか難しい・・・

考えないで行動することは危なさそうだし、考え過ぎると行動に移すことができなくなるし・・・

一歩ずつでいいから、小さな一歩でもいいから、結果につながるように何か行動することが大事ですね(´=`*)