今日(2020年11月15日)放送の「健康カプセル!ゲンキの時間」は、寿命を縮める座りすぎの恐怖でした。
見たかったので、少し前からスタンバイしていました。座って・・・
1日どのくらい座っていますか?
11時間以上座っている人は、4時間未満の人に比べて、心筋梗塞や脳梗塞の死亡リスクが高いとか・・・
「座る」というのは、イスだったり、ソファだったり、床だったり。
番組で紹介されたのは、イスやソファに座りすぎということで話が進みました。
番組の最後のほうで、ゲストの人が「床であぐらをかくのはどうか?」と質問していましたので、あわせて紹介します。
番組内で紹介されたのは、
・座りすぎが寿命を縮める3つの原因
・座りすぎのリスクを減らす方法
・座りながらでもできる血流をアップさせる方法
・床に座ることのリスクは・・・
です。
座りすぎが寿命を縮める3つの原因とは
<原因1>筋肉
僧帽筋(首)、腹筋(お腹)、背筋(背中)、大腿四頭筋(脚)の4つの筋肉を、立っているときと座っているときとで測定していました。
立っているだけで筋肉は使われているというデータが出ていましたよ。
立っているときは、バランスをとるなど、無意識に全身の筋肉を使っています。
逆に、座っているときは、バランスをとる必要がないので、全身の筋肉はほぼ使われていません。
筋肉量が減少することを「サルコペニア」といい、骨折や転倒にもつながり、最悪寝たきりになってしまう可能性もあるそうです。
筋肉は、血液のなかの糖や中性脂肪をエネルギーとして大量に消費します。
筋肉が衰えてしまうと、血液中の糖や中性脂肪は増えやすくなります。
そうなると、生活習慣病のリスクも高くなってしまいます。
1日9時間以上座っている人は、7時間以下の人たちに比べて、糖尿病のリスクが2.5倍高いとのこと!
<原因2>血流
座りすぎは血流にも影響を与えているといいます。
座っていると、股関節まわりの血管が圧迫され、血流が悪くなるとか。
血栓ができやすくなって、それが肺につまると「肺血栓塞栓症(はいけっせんそくせんしょう)」つまりは、エコノミークラス症候群につながる可能性も。
エコノミークラス症候群と聞くと、飛行機に乗ってるときになるんじゃないの?と思いますが、家にいてもなることがあるそうです。
立っている状態から座ってすぐでも、血流速度は、立っているときの半分以下に低下。
座って30分後には70%以上低下するみたいです。
<原因3>脳
全身の筋肉に指令を出すという、脳本来の働きが低下するといいます。
認知機能が低下して、認知症にもつながる可能性があるそうです。
座りすぎのリスクを減らす方法とは
それはズバリ!立つことです。
座って作業などしていても、30分に1度は立ち上がるとか、テレビのリモコンをテレビ台にいちいち置くなど、こまめに動くことが大切ということです。
水分摂取も十分にとのこと。
座りながらでもできる血流をアップさせる方法とは
仕事中とかだと、こまめに動くといってもなかなか難しい・・・
そんなときでも、座った状態で何かしら足を動かすといいそうです。
番組では4つの方法を取り上げ、どれが一番血流をアップさせるのか、超音波エコーで測定して結果発表。
1番良かった方法は、かかとを上げ下げ。
第2の心臓といわれる“ふくらはぎ”を動かすことによってポンプのように、血液を心臓へと押し戻します。
2番は、台に足を置く。
足を上げることで、重力の負担を減らして血流量がアップする、ということです。
3番は、足指グーパー。
足指の筋肉を鍛えることで、転倒予防にもつながります。
4番は、ゴルフボールコロコロ。
足裏の筋肉をマッサージするとともに、膝の関節液が分泌されやすくなって、スムーズに膝を曲げられるようになり、ひざ痛の予防効果にもつながります。
血流をアップさせるのに効果的なのは、1番と2番といえます。
3番と4番も効果は弱いですが、やるとよさそうですね!
床に座ることの影響とは
床に座ってあぐらをかくことは、膝の血管などが圧迫されて血流が悪くなったり、股関節まわりの歪みにつながっていくということです。
なのでイスに座るよりも、床に座るほうがおすすめできないそうです。
床に座るときって、あぐらをかくだけでなく、足を崩したり、体育座り・・・とか?
どれにしても、長時間はよくないってことですね。
おわりに
私は一体何時間座っているのだろう・・・と考えてみると・・・恐ろしい(°△°|||)
軽く10時間超えてる~~~(°□、°)どしよ